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執筆者の写真mamoru furuya

展示レポート「濡れ髪展」

 気がつけば、終わってから、もうすぐ1週間近く過ぎようとしてしまいますが、濡れ髪展の展示レポートです。

 まずは、お越しいただいた皆さん、RTなどで告知にご協力いただいた皆さん、モデルのあくまにあさん、ありがとうございました。そして、主催のTommyさん、一緒に展示した出展者のみんな、お疲れ様でした。

 さてさて、今回の濡れ髪展。お知らせのほうにも書きましたが、自分にとっては久しぶりのポートレートの展示になりました。複数枚で組んで展示するのは、去年のStand-by展以来1年ぶり。そのときはギャラリー・スペースではなかったので、ギャラリー・スペースの展示としては、約2年ぶりとなります。

 いやー、出していなかったねぇ。って言うか、公募展が多かったので、1枚展示が多かったので、テーマに沿って組むことがとても難しく感じられました。そこが自分のウィークポイントってことに改めて気付くことができました。

 そんなことで、展示風景はこんな感じで。

 角の壁2面を使って、4枚ごとに2組並べることにしました。額装ではなく、クリップ止めにしてデザフェスらしいカジュアル感を演出したつもり・・・。

 濡れ髪・・・。やってみようとすると難しいですよねw

ポートレートで濡れ髪って言うと、なんとなく、イメージが固まってしまっていると言うか。

また、セクシーさととか強調するために「そこで髪、濡れる?」と言うようなシチュエーションにならないようにするにはどうしたらいいのか?とか。

正直、途中で挫折しそうになりましたw

そこで、自分としては一番納得行くシチュエーションとして「雨」を考えてみました。

改めて考えてみると事前に積極的に「雨」を意識した撮影ってしたことはなかったんですよね。そんなわけで時期的にもちょうど良いと思って撮影しました。

 撮影も難しかったですね。「濡れ髪」に囚われすぎると、アップばかりになってしまうし、引きすぎると「濡れ髪」かどうかわからないし。あとで組む時にどちらかが偏らないように。

 考え過ぎても撮影のリズムが別るなるし。まぁ、いつもながらのゆるい感じでの撮影でしたがw

その結果がこちら。上の写真と同じですけど。

 こう見ると、「静と動」、「内と外」と対になるようにうまく構成できたかな、と。

結構、ぎりぎりで入れ替えましたが、結果オーライです。

頂いた感想も概ね好意的かつ自分の意図を受け止めていただけたようでなによりだとホッとしております。

 それにしても、展示する前は、先に書いた通り濡れ髪ってイメージが固定されているように思っていましたが、他の出展者の皆さんの作品を拝見すると、自分が思っていた以上に、濡れ髪っていろいろあるんだなぁ、と。しっとりと水が髪に馴染んだ感じ、玉になって弾いた感じ、水ではなく、汗で濡れていたり。本当に自分の想像力の無さに凹みます。でも、こうやってみんなで一つのテーマに向かって展示しないと気づかないこともあり、それがグループ展の楽しさだと思っています。

 このところ、ポートレートが少なってきた自分ですが、また、撮影を増やして展示もしていこうかな、と思ったりして。


 【展示データ】

「濡れ髪展」

・会場:デザインフェスタギャラリー原宿 WEST2A

・期間:7/13(土)~7/15(月・祝) 


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